健康食品の実際~Part1~【ちょっぴりあやしい!?食品の、気を付けるべきポイント】
こんにちは。sumicoです。
最近はインターネットでさまざな知識を得られるようになりましたよね。
職業柄、気になるのは栄養についての話題です。
「これを飲むだけでドンドン痩せられる〜♪」
ふむふむ。飲むだけで痩せられるのか。
好奇心旺盛な私は、興味を持ったらとりあえずチェックします。
そして「うさんくさいなぁ笑」って商品を見つけては、ニヤリと笑ってスルーします。
(怪しげな商品ほど異様に宣伝に手が込んでいるので面白い〜)
本日は、そんな健康食品についてお話していきたいと思います。
まず、口に入れるもので思い浮かべるものといえば、大きく分けて医薬品と食品とがあ
りますよね。 食品は、健康食品の視点でみると以下のように分類されます。
- 一般食品
- 特別用途食品
- 保健機能食品(特定保健用食品, 栄養機能食品, 機能性表示食品)
みんなちがって、みんないい♪・・・
いや、名前見るだけだと何が何だかチンプンカンプンですよね笑
詳しく見ていきましょう!(太字のものだけを説明していきますね。)
特別用途食品
赤ちゃんや妊婦さん授乳婦さん、嚥下困難がある(飲み込みにくい)方、病気で特別な食事制限が必要な方が対象で、まさしく特別な用途のための食品です。
消費者庁長官のお墨付きです。 かの有名なOS-1も特別用途食品です。脱水症のために経口補水療法が必要な方のための食品ということになります。
医療現場でも実際に使用されていますし、安心ですよね。
特定保健用食品(トクホ)
「からだの生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含み、その摂取により、特定の保健の目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品」です。
事業者が商品ごとに臨床試験を行い、医学的、栄養学的に有効性や安全性が認められています。
基本的には消費者委員会や食品安全委員会の審査が必要です。こちらも消費者庁長官のお墨付き!
こんなマーク見たことありませんか?トクホであることの証明になります。
「特定の保健の目的が期待できる旨の表示」には、次のようなものがあります。
・おなかの調子を整える
・コレステロールが高めの方に適する
・血圧が高めの方に適する ・血糖値が気になる方に適する など
頑張って臨床試験やら消費者庁の許可なんかもらってるのに、ちょっと弱気なワードばかりじゃない・・? 実は、トクホは病気を治すことを目的としたものではありません。
だって病気治せるなら薬じゃないですか! 効果があるとはいうものの、たかが食品。
すぐに効果は期待できないのです。。
出典:https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
いかがでしたか? 今回は健康食品にはどんな種類があるのか、特別用途食品と特定保健用食品とは何か、説明しました。 残りについては次回お伝えしますね♪